カレン・Oが書き下ろし、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた本作の主題歌、「The Moon Song(ザ・ムーンソング)」。
劇中では、ホアキン・フェニックス演じる主人公のセオドアとスカーレット・ヨハンソン演じる声だけのヒロイン・サマンサが即興的に作った思い出の曲として登場しますが、この「The Moon Song」に合わせて、セオドアとサマンサの2人をイメージしてつくられたアニメーション映像が到着しました!
今回この映像を手がけたのは、タムくんの愛称で知られる、バンコク在住の漫画家でアニメーション作家のウィスット・ポンニミット!タムくんは本作に対し「どんな映画 観てどういう気持ちになった それは言いたくない ただなんの情報も知らない、心空っぽで そんな状態で この her を観に行ってほしい それがこのいい映画に ちょうどいい」」と絶賛コメントを寄せています。
映像内では、月の上に一人の女の子が横たわっています。その女の子はタムくんがイメージした、声だけのヒロイン、サマンサ!
だけどその様子はなんだか物憂げ。月が反転していくとそこには、口ひげを蓄えた男、本作の主人公セオドアの姿が。彼もまた、なんだか物憂げな様子。サマンサは自分とは反対側にいるセオドアを恋しく見つめます。するとセオドアはその目線に気づき、サマンサの方に振り向きます。その2人の様子はとっても幸せそう。「The Moon Song」の歌詞のように遥か遠く宇宙の果てでもこうして2人でいられる幸せな気持ちを表現した、タムくん作品らしいシンプルで優しいアニメーションに仕上がっています。
ぜひ本映像をお楽しみください!