• 2013.7.19

『キッズ・リターン 再会の時』公開決定&公式サイトがオープン!

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1996年に公開され、今なお日本映画屈指の名作として多くの観客に愛され続けている
映画『キッズ・リターン』。
あれから10年後の"シンジ"と"マサル"の運命の再会、そして彼らの<今>を描いた物語『キッズ・リターン 再会の時』の公開が10月12日に決定しました!なお、それに伴い公式サイトがオープンしました!

主役シンジ役に平岡祐太、もう一人の主役マサル役には三浦貴大が大抜擢!

監督をつとめるのは、『キッズ・リターン』(1996年)等、『ソナチネ』(1993年)から『BROTHER』(2001年)まで、北野武監督作品の助監督を務めてきた清水浩。

最高のキャスト、スタッフで贈る、新たな『キッズ・リターン』。
公開に向けて最新情報をアップしていきますので、ぜひチェックしてください!

また、公開決定に伴い、キャスト・スタッフからコメントが届きました!

◆清水浩監督さん コメント◆
『再会の時』は、若者2人のリターンマッチに挑む姿を描きました。
設定として、ボクサーとヤクザにしているが、どの世界で生きる人にも共通するところは多いと思う。
大人の汚さ、ずるさに反抗していた10代、信じられるのは同じ思いの輩だけ。
教師の思い通りなんかになるもんかと抗っていたが、社会に出るともっと大きなものに潰されそうになる。それに抗うのは大変で、どこかで折り合いをつけていく術を身につける。
「大人」になるとはそういうことなのか・・・。世知辛い今、拝金主義について行けず、戸惑っている人、自分を変えて無理をしている人、「大人」に成りきれず燻ってる輩たち、「お前、そんな奴じゃなかっただろ」って誰かが言っている。負けるかもしれないけど、リターンマッチしてみるかって少しでも思ってもらえたら、幸いです。

◆原案:ビートたけしさん コメント◆
清水監督のイメージに沿って自由にやってみればいいんじゃない。映画は基本的に監督のものだからさ。後は一人でも多くのお客さんに喜んで頂ければ。
公開を楽しみにしているよ。

◆主演:平岡祐太(ひらおか・ゆうた)さん コメント◆
本作への出演が決まった時は、信じられないという気持ちが大きかったです。
それと共に、とても多くの方々から愛された伝説的な作品だと思いますので、 前作をしのぐものにしたいと考えました。
魅せるボクシングより、本当に強いボクシングを目指し 3ヶ月間徹底的にトレーニングに励みました。
辛い思いを沢山しないと強くはなれないという事を実感し、 本編では、そのトレーニングが自信となって、今までにないボクシングシーンになっていると思います。
清水浩監督をはじめ、キャストの皆さんやスタッフの皆さんと力を合わせて作った この作品で男同士の固い約束や友情に、胸を熱くしてもらえたら嬉しく思います。

◆主演:三浦貴大(みうら・たかひろ)さん コメント◆
『キッズ・リターン 再会の時』の出演オファーを頂いた時は、大変嬉しく思いました。
ですが、素晴らしい前作があり、そのファンの方も多くいる中で、期待を裏切らないものを作り、マサルを自分がどう演じられるのかは非常に不安でした。
『キッズ・リターン 再会の時』におけるマサルは、ある意味で心がからっぽな人物であり、その中で、かつての親友であるシンジが、彼の唯一の希望だったのだと思います。
社会での人間関係が辛くても、昔の親友に会えば、時間まで昔に戻ったような気持ちになる。そういう経験をしたことのある方は多いと思います。そんな当たり前の感情が、マサルにとっては強烈で、迷いの中で出会ったかつての親友に、自分のすべてを託したのかもしれません。この作品は二人の男の物語です。この二人の関係性は、あまり言葉にせず、直感で感じてもらえたらと思います。
これから見てくださる方が、もしその関係性を自分と誰かに置き換えて見ていただけるとより楽しめるかもしれません。ぜひ、劇場で楽しんでいってください。