2017.10.16

〈古典部〉ファン必読の一冊、『米澤穂信と古典部』10月13日より好評発売中!

新作短編も収録!人気作家とともに歩んだ〈古典部〉のすべてがここに!
『氷菓』以来、米澤穂信と15年間ともに歩み、進化を続けている〈古典部〉シリーズについて「広く深く」網羅したファン必読の一冊、『米澤穂信と古典部』(角川書店)が2017年10月13日(金)に発売致します。

米澤穂信と古典部
 

ある日、大日向が地学講義室に持ち込んだのは、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」という冊子。盛り上がる一同に、奉太郎は気が気でない――。
〈古典部〉シリーズ書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メンバー四人の本棚、著者の仕事場や執筆資料も初公開!
また、新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の冒頭試し読みを文芸情報サイト「カドブン」にて公開中です(https://kadobun.jp/readings/78)。

この機会に〈古典部〉の世界観をぜひお楽しみください。

【書誌情報】
書名:『米澤穂信と古典部』
著者名:米澤穂信
判型:A5判
発売日:2017年10月13日(金)発売
定価:本体1,100円+税
ISBN:9784041060513
発行:KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/product/321705000338/
★電子書籍同日配信予定 ※ストアによって配信日が異なる場合があります。
〈古典部〉シリーズ公式HP:http://shoten.kadokawa.co.jp/sp/201202-04/

【CONTENTS】
Interview 〈古典部〉シリーズ15年のあゆみ
〈古典部〉書き下ろし短編 「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」
対談集――北村薫、恩田陸、綾辻行人、大崎梢
著者による〈古典部〉シリーズ全解説
さらにディープな〈古典部〉隠れネタ大公開!
米澤穂信に30の質問 読者編/作家、声優、漫画家編
あなたの本棚見せてください! 古典部メンバー4人の本棚大公開
お仕事場拝見 2017年
『いまさら翼といわれても』刊行密着レポート!
米澤穂信のマイルストーン
講演録 物語のみな
門外不出の〈古典部〉ディクショナリー

【著者紹介】
米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)
1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞、14年『満願』で山本周五郎賞を受賞。『満願』、15年『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリー・ランキングで1位となり、史上初の2年連続3冠を達成。著書に『ふたりの距離の概算』『いまさら翼といわれても』などの〈古典部〉シリーズ、『夏期限定トロピカルパフェ事件』『秋期限定栗きんとん事件』などの〈小市民〉シリーズ、『犬はどこだ』『ボトルネック』『インシテミル』『儚い羊たちの祝宴』『追想五断章』『リカーシブル』『真実の10メートル手前』『さよなら妖精』などがある。

【〈古典部〉シリーズとは】
『満願』『王とサーカス』『真実の10メートル手前』……進化し続けるミステリ作家・米澤穂信の、進化し続ける原点。挑むは、日常の謎と、青春の苦悩――本格学園ミステリー。
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」をモットーとする“省エネ”少年・折木奉太郎は、姉の命令で、高校入学と同時に部員ゼロの古典部に入らされる。そこで出会ったのは、清楚だが大きな瞳におさえきれない好奇心がにじむ少女・千反田える。中学校からの友人、福部里志と伊原摩耶花も古典部に加わり、奉太郎は仲間に依頼され、さまざまな謎を推理・解決していくことに……。