【7月3日(土)開催!完成披露上映会レポート】
林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大 ❝犬部メンバー❞が犬と猫と一緒に舞台挨拶!
愛くるしい動物たちにキャストもメロメロ!?
映画の公開に先駆け、林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大ら主要キャストが一堂に介した、完成披露イベントを実施いたしました。
(左から)篠原哲雄 監督、大原櫻子&ミッツ、林遣都&ちえ、中川大志&きぃ、浅香航大&サモン
実際の撮影で林遣都や中川大志とバディを組んだ犬たちと猫も含めた動物4匹とともにキャストが登場し、場内は大盛りあがり!元気いっぱいに走り回る花子を演じたちえに振り回される林の姿に笑いが起きつつ、中川の冒頭挨拶では、相棒犬であるきぃにも「挨拶を…」と中川がきぃにマイクを向ける一幕も。見事に「ワン!」と一吠えし、場内でも拍手が。さすがのコンビネーションを披露していた。大きな舞台で緊張している様子の動物たちに寄り添うキャストの姿も見られ、本作ならではの舞台挨拶となりました!
映画『犬部!』完成披露上映会 概要
【日時】7月 3日(土) 18:00〜18:30
【会場】TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン7
【登壇者】林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大、篠原哲雄監督、
ちえ(ミックス・保護犬出身)、きぃ(柴犬)、サモン(サモエド)、ミッツ(ミヌエット)
*ちえ、きぃ、サモンは実際に本作に出演しております(サモンはちょこっとエキストラ)。ミッツは出演しておりません。
▼イベントレポート
ノンフィクション作家・片野ゆかによる「北里大学獣医学部 犬部!」を原案とした、映画『犬部!』(7月22日全国公開)。その完成披露試写会が7月3日、TOHO シネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演の林遣都、共演の中川大志、大原櫻子、浅香航大、篠原哲雄監督が登壇したほか、劇中で林&中川らと実際にバディを組んだミックス犬・ちえ、柴犬・きぃ、そして本編にもちらりと登場し、ポスタービジュアルでも浅香が連れているサモエド・サモン、そして映画には登場しないものの、犬部の猫担当である大原櫻子さんにちなみ、特別に猫のミヌエット・ミッツも大集合となった。専門の動物プロダクションの監修のもと撮影された本作。本イベントも同じプロダクションの監修のもと、なるべく動物達に負担がかからないよう、登壇時の音量を抑えたり、登壇時間を短くするなど、動物達への配慮のもの実施された。
場内に元気いっぱいのちえに引っ張られる形で登壇した林。振り回される林の姿に場内には笑いが起きつつ、犬との共演に「難しいシーンばかりでしたが、しっかりと応えてくれた。素敵で愛くるしい心揺さぶられる表情を見せてくれました」と犬たちに目を細めて「とにかくきぃが可愛くて…。あれやって!」と中川が連れるきぃに何事かをおねだり。すると中川はきぃに合図を出して、中川の胸元まで届くハイジャンプを披露。
さらに、冒頭の挨拶では、きぃにも「挨拶を…」と中川がきぃにマイクを向ける一幕も。見事に「ワン!」とひと吠えし、息のあったバディぶりに会場も拍手喝采だった。その中川は、犬たちとの本格的共演に「一緒に芝居を作っていくのが楽しみだったし、犬たちが沢山の奇跡を起こしてくれた。映画にもその瞬間が残っています」と手応え十分だった。
大原は「動物たちの芝居が上手くいかないときは、そのたびに何度も『頑張って!』と願いながらテイクを重ねました」と動物との芝居の難しさを語り、浅香は「お芝居といっても犬たちが毎回同じことをやれるわけではないので、毎回新しい風を吹かせてくれました。NGや失敗も笑顔になるのがいい」と犬たちとの共演を振り返った。
犬部という実在したサークルが元になった物語であり、現在も獣医師として活動する太田快作獣医師がモデルになっている花井を演じた林。「責任を持ってやらねばと思ったし、素晴らしい活動をしてきた方々の物語なので、その気持ちや思いを伝えたいと思った。半端な気持ちではダメだと覚悟を決めました。動物に対する想いや優しさ、モデルとなった太田先生が放つオーラを出さねばと思いました」と意気込み十分。映画を通して動物保護の活動について詳しく知り「今までは可愛がることしか意識しなかったけれど、動物との接し方も教えてもらいました。撮影が終わった後には、動物たちから与えられているものの方が多いことを強く感じました」と犬との関係性も変化したようだ。
幼少期から犬を飼っているという中川は「撮影を終えてから自分の犬に会ったときには、それ以前と感覚が違っていてグッときた」と作品を通して自身の変化を実感。大原は青森県十和田市でのロケを「十和田市の皆さんの協力のもと沢山のワンちゃんネコちゃんと撮影することができました。獣医学部は思った以上に動物園!大学というか、動物園にいるような気分になりました」と懐かしそうに撮影を回想した。浅香は「ロケーションが素晴らしくて、景色も綺麗。自分たちも本当に部活をしているかのような没入感があった」と作品作りに一役買ったロケ地に感謝していた。
中川は「撮影地はのどかな場所で、東京では味わえないスローな時間が流れていました。休憩中には、スマホを使わずに近くの畑に生えている野菜を当てようという話で一番盛り上がった。そんなのどかな時間、東京では絶対にない」と地方ロケならではのエピソードを披露。「ただみんなそこまで草や野菜に詳しくなくて、結局スマホ検索。現代っ子が出ましたね」と笑わせた。
篠原監督は「青春映画でもあるので、生き生きとした若者たちの姿も楽しんで」と青春群像劇でもある映画をアピール。浅香は「心温まるハートフルな物語」と表し、大原は「タイトルは『犬部!』ですが、劇中での私は猫担当。猫バカぶりが溢れていたら嬉しい」と期待を寄せていた。中川は「きぃたちと一緒にいると、みんな犬のことしか見ない。今日だってそう。『僕を見てくれ!』というジェラシーもある。映画では猫ちゃんワンちゃんも可愛いかもしれないけれど、僕たちのことも見てください」と冗談めいて場内の笑いを誘いつつ、映画の出来栄えに自信を覗かせていた。主演の林は「自分を犠牲にして、誰かのために信念を持って突き進む人たちの姿はカッコいい。今はくたびれがちな日々が続きますが、大切な人や自然に目を向けると気持ちも軽くなる。そんなことをこの映画を通して感じました」と作品から受け取ったメッセージを口にし、舞台挨拶を締めくくっていた。
犬や猫はもちろん、舞台挨拶には、映画にも登場し、ポスターにも使用されているつなぎをイメージした衣装で登場。大原も作品をイメージしたオーバーオールを着用し、まさに、犬部のメンバーが劇中から飛び出してきたかのような雰囲気で大盛りあがりのうちにイベントは幕を閉じました。