映画の公開を記念し、劇中で犬部メンバーを演じた林遣都・中川大志・大原櫻子・浅香航大が相棒の犬、猫たちとともに舞台挨拶を行いました！撮影に加え、これまでの宣伝活動でも度々同じ

現場で時間を共有してきた相棒たちと最後の共演！長期間苦楽を共にした“相棒たち”との別れを惜しみつつ、本作は彼らの名演なくして成立しなかったとして、主演の林さんから、動物たちを代表して相棒犬のちえに、日本最速？となる金メダルを授与しました！イベントには主題歌「ライフスコール」を歌う、日本レコード大賞新人賞も獲得した人気急上昇中のバンド「Novelbright」のボーカル・竹中雄大も駆けつけ、アカペラでワンコーラス歌唱する大サービスも！公開初日をお祝いしました。

開催日時：7月22日(木・祝) 14：25〜
開催場所：TOHOシネマズ 六本木ヒルズ　スクリーン7
登壇者(敬称略)：林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大、篠原哲雄監督、竹中雄大(Novelbright)
ちえ（ミックス・保護犬出身）、きぃ（柴犬）、サモン（サモエド）、ミッツ（ミヌエット）
＊ちえ、きぃ、サモンは実際に本作に出演しております（サモンはちょこっとエキストラ）。ミッツは出演しておりません。

▼イベントレポート
昨年夏に青森で行われた撮影を振り返り、林は「毎日が楽しかった。久々に青春を味わった。みんなのことも大好きだし、ワンちゃんたちにも囲まれて…。もう一回やりたい！」と当時の思い出を明かしつつ、公開初日を喜んでいる様子。早くも続編に期待するかのようなコメントが飛び出すほど。中川は「胸がいっぱいです、楽しんで！」と初日に感激しながら、劇中のシーンで、体調を崩して倒れ混んでしまった際、心配するかのように集まってきた犬たちに囲まれるシーンを振り返り、「真冬の設定だったので、暑い中でダウンを着て倒れました。そんな僕を犬たちが囲む。四方八方を犬に囲まれ、犬の体温を全身で感じたのは初めて。犬好きにはたまらない経験。すごく温かかった」とレア体験を披露。

大原は、保護犬出身で人が苦手な犬・ニコと林とのシーンを回想し「撮影前に林さんがニコを散歩させたり、会話していたりして、ニコは林さんには心を許していた。林さんと二コとの結束力に感動しました」と林の姿に感銘を受けたそう。それに対し林は「心掛けたのは会話すること。人と話す感覚と同じで『あれなんだろうね？』とか『青森いいところだね？』とかコソコソと会話していました」と犬との交流秘話を明かしました。

浅香は「動物たち同様に、僕ら人間も頑張りました。撮影中はアドリブを散りばめたりして、それでサークル内の関係性を作りました。特に林さんがアドリブを振ってくれたりして。僕は常にいじられるポジションでしたが」と苦笑い。林はと言うと「浅香くんとは昔から仲が良くて、信頼している俳優仲間。そんな彼とアドリブを通したやり取りができたことで『犬部！』全体の雰囲気も良くなったと思います」と感謝を口にする姿も。一方で撮影時のアドリブシーンを申し訳なく思ったのか「今日カッコいいね！」と浅香に対する謎のフォローで場内を笑わせました。

また林は、犬たちの演技について「一人で階段を上り、部屋の扉を開けて柴崎（中川）と再会するというシーンがあるんですが、その時の撮影は現場で見ていても完成した映像を見ても感動するほどすごかった。ちえ、ありがとう！」と相棒犬・花子を演じたちえを絶賛。中川も、「ハナコ役のちえが車の音に反応して移動して、吠えてから部屋に戻ってくるシーンもあって。ちえがしっかりと芝居そしながらルートを覚えていて衝撃的でした。僕でもできないよ！」と芸達者ぶりに舌を巻いていました。

動物たちの演技に篠原監督は「どのカットも素晴らしい！階段を上がるところなんてほとんど一発OK。こちらが望む通りの位置で演じてくれました。天才的。動物の撮影は時間がかかると言われるけれど、スムーズに進みました」と犬たちの名演の数々に太鼓判を押していました。

イベント中には、主題歌「ライフスコール」を歌う、人気急上昇中のバンド「Novelbright」のボーカル・竹中雄大も駆けつけ、犬部への入部希望を宣言。主演の林から、「主題歌をちょっと…」とねだられると、「ライフスコール」のワンフレーズを即興でアカペラ披露！！それに林は「ヤバい！鳥肌！僕の最後の挨拶とかカットしていいので、最後まで歌ってほしい」とリクエストし、中川も「音源がそのまま流れているのではないかと思った。カッコいい！」と大興奮！林が「今日ここにいる人は全員、犬部です！」と雄大の入部希望を快諾し、晴れて来場者も含めた多くの犬部新メンバーが誕生しました。

最後の写真撮影の時間には、ちえやきぃら劇中で名演技を見せた名犬たちも大集合。東京五輪が開催することにちなんで林がちえに金メダルを贈呈することに。林は「表彰台です！」と用意された台の上で「ちえちゃん、あなたは本当にこの映画の主役です！ありがとう！金メダル！」とちえの首に金メダルを授与。ちえは大喜びで、林の顔面に熱烈キスをお返しし、会場は温かい笑いと拍手に包まれた。

最後に主演の林は「撮影という負担があった中で、彼ら（動物）はすべてに応えてくれた。動物たちがみんなの気持ちをスクリーンの中で体現してくれています。この映画を通して、動物たちの未来が明るくなることを心から祈ります」と動物たちの未来へと思いを馳せ、舞台挨拶は幕を閉じました。