2016.9. 2

『聖の青春』主題歌、秦 基博「終わりのない空」に決定!!
新予告ならびに新ポスタービジュアルが完成致しました!

この度、本作『聖の青春』主題歌が、今秋デビュー10周年を迎え、幅広い世代のファンを惹きつける 秦 基博「終わりのない空」 に決定!!!
名人になることだけを夢見て、命を削りながら将棋に全てを懸けた棋士・村山聖[さとし]の一生に感銘を受けたという秦 基博が、本作『聖の青春』のために書き下ろし、力強くも儚い、ドラマティックな名曲が完成!
「生きるほど 僕ら 悲しみを 重ねる 踏み出すこと ためらうくらいに だけど それさえも ここにいる証しだ 絶望だって 抱きしめながら 明日へと向かおう」(「終わりのない空」より)――
松山ケンイチ演じる薄命の棋士・村山聖の生涯をドラマティックに演出、勇気と希望、"生きること"の本当の意味を感じられる映画が完成致しました!
あわせまして、この主題歌を収録した映画新予告映像&新ビジュアルも完成、
11月19日(土)劇場公開をご期待ください。

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●秦 基博さんコメント
主題歌のお話を頂き、村山聖さんという稀代の棋士のストーリーということで気合いが入りました。
曲作りは5月頃から。完成直前の映像を拝見し、将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動をおぼえました。エンドロールに流れることをイメージしながらまず曲を、そしてアレンジを考えていきました。ちょうどツアーで全国を回っている時期だったので、その移動中に原作を読み進めながら歌詞の構想を練っていきました。サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。」という言葉から汲み取った想いを込めています。映画とともにこの「終わりのない空」を受け取って頂けたら嬉しいです。


●森義隆監督
また一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました。このエンディングテーマを通して、村山聖の短い人生の物語は、映画を観てくれたみなさん自身の人生の物語と重なり合っていくんだなぁ、と。感慨です。

●原作者 大崎善生さん
考えてみればはじまりは森信雄と私。いつも二人きりで白黒の画像の中にいた。二人で村山君の物語をいったいどのくらい語り合ったろうか。いつの間にかそれが画像になりカラーになり多くの人たちが私たちの世界に色と光をもたらしてくれた。そしてついにはこんなに美しい音楽までが抽出された。まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた。