第45回アヌシー国際アニメーション映画祭の正式招待作品として、現地時間6月18日に特別上映され、大好評を博しました!!フランス現地の観客からの「素敵な発見」と大絶賛コメントが続々到着!!
アヌシー国際アニメーション映画祭 2021の【 Official Selection: Special Event(オフィシャル・セレクション:スペシャルイベント)】として現地時間6月18日(金)17:30(日本時間6月19日(土)0:30)に上映され、本映画祭のディレクターによると、毎年、ピクサーやドリームワークスなどの世界を代表するスタジオのアニメーション作品が招待される、とても栄誉のある枠での上映でインターナショナルプレミア上映となった本作。
映画祭ディレクター、Marcel Jean (マルセル・ジャン)氏が登壇すると、客席は大盛り上がり。「この映画を私たちは心待ちにしていました。数週間前にようやく上映できるという確認が取れたんです。なので、STUDIO4℃から映像が届いて、今日上映ができることは、本当に嬉しいことです」と伝え、本作の英題「Fortune Favors Lady Nikuko」を紹介。企画・プロデュースの明石家さんまと、渡辺歩監督のビデオメッセージが上映された後、本編の上映がスタート。劇場内では笑いがおき、肉子ちゃんとキクコのあたたかい物語を、会場内で見守っていた様子。上映後には、作品に感動した方からスタンディングオベーションで讃えられ、文化の違いを超え、本作を十分に楽しんだ様子でした。
本上映で映画を観た観客からも「上映中みんな楽しんでたし、みんな面白がってたよ」と報告があり、二人組の女の子は「すごく好きだった。感動しちゃった。」「たくさん笑えたし、ちょっと悲しくて、いろんな感情があってよかった。素敵な発見ができた」とコメント。別の女の子は、「とってもとっても面白かった!たくさん笑ったし、とてもカラフルですごいですね。とても興味深かったです。」と大満足した様子でした。
渡辺監督の過去作品と本作を比較したり、松本大洋の漫画「花男」を例にあげる、さすがフランス!といったマニアックなコメントも。アニメーションの学校に通う学生たちからは「日常の中にちょっとした魔法みたいな不思議なことがでてきたりして嬉しかった。日本の2Dアニメは本当にすごいと思う」「とにかく素晴らしいアニメだと思う。アニメーターの人たちありがとう。ぜひうちにきて講義をしてください」と熱い要望も上がっていました。ひとつのアニメ映画作品として純粋に作品を受け止め、評価する姿勢から、日本の鑑賞者とは違った視点の感想や考察が飛び出し、文化の国フランスならでは!の大盛況の上映となりました。
日本でも、公開後の口コミがさらに広がっており、お腹が空いて、心が満たされる映画!笑って泣けて、そして、優しい気持ちになれる!と”優しい気持ち”が世界を超えて続々と拡散中!漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密が巻き起こす感動のハートフルコメディ『漁港の肉子ちゃん』は、絶賛公開中です。