7月1日に66歳を迎えた明石家さんまが、7月4日(日)に大阪で企画・プロデュースしたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』の舞台挨拶を渡辺歩監督と行いました。
TOHOシネマズ梅田の最大キャパを誇るスクリーン1で、客席を100%使用する形で舞台挨拶を実施するのは、コロナ禍にはいって以降初めての実施に。
先週末に土日の興行がはじまったばかりの大阪は「さんまさんの来場を待ってました!」とばかりに、上映後と上映前の舞台挨拶で合計約1400人の観客にお越しいただきました!
さんまが、ステージにあがると大きな拍手で迎えられ、鳴り止まない拍手に、お約束の「ちゃん、ちゃ、ちゃ、ちゃん」で応じて、大阪の観客の皆さんとの息もぴったり。
さんまが、映画に出演したのは34年前の『いこかもどろか』(88)。さんまは「(それ以降)映画、出てないし(笑)」と、大阪で舞台挨拶を行うのは今回が初めてとなりました。
その34年前に出演した『いこかもどろか』が、渡辺監督からの提案で、ある形で『漁港の肉子ちゃん』にカメオで出ていることにも触れると、渡辺監督も「さんま師匠と大阪で舞台挨拶に登壇するなんて感無量です。」とコメント。その後、MCから「プロデューサーってどんなことをするんですか?」と問われたさんまは「原作の権利を抑え、渡辺監督が手がけることが決まった2年前から、監督との綿密な打ち合わせを行ってきた」と話ました。
さんまのプロデューサーぶりを問われた渡辺監督は「みんなを楽しませたいという思いがつよく、(アフレコ収録でも)隙あれば小ネタをいれようとします。(笑)」と回答。一方で、監督がさんまの要望を120%理解し、さんまは「監督が、ここはいいドラマなのに・・・と残念そうにしながらも、自分のオーダーに答えてくれた」と渡辺監督がさんまの細かい要望に、対応してくれたことを感謝していました。
観客の皆さんからのQ&Aでは、以前『痛快!明石家電視台』(MBS)で10年以上さんまのアシスタントを務めた武川智美アナウンサーとの軽妙なやりとりで、会場がさらにヒートアップ。「ラストシーンもっとも泣けると評判の病院のシーンで“スギモト薬局”の小ネタのほうが気になってしまったのですが、あのシーンは意図がありましたか?」と聞かれ、さんまさんも「よく気づいたなぁ」と喜び、渡辺監督も「ご指摘のとおりです」とニンマリ。会場の皆さんへ、その小ネタに気づいたか?挙手してもらうと、3割ぐらいの方が、手を挙げていました。
Q&Aが終わると、さんまが、7/1に66歳の誕生日を迎えたことをサプライズで祝うため、「漁港の肉子ちゃん」仕様のオリジナル誕生日ケーキが披露されました。最後に、現在では日本の映画館でもっとも大きなスクリーンとなったTOHOシネマズ梅田の客席をバックにフォトセッションを行い、終始、笑いがたえず、大盛況のまま舞台挨拶は終了しました。