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2018.02.13

全国縦断試写会 in 博多、大阪、名古屋、静岡

全国縦断試写会。2月6日は博多、8日は大阪、9日は名古屋と静岡にお邪魔しました。皆さま、お寒いなかお集まりいただきありがとうございました。お会いできて嬉しかったです!

博多では、キャラクターデザイン・総作画監督の石井さんが一緒でした。
私達の席は他のスタッフとは棚で仕切られていまして。周りから見えないのをいいことに、こそこそと体幹を鍛える運動をしたり、駄話をしたり……まだ本編も完成していないというのに、キャラクター(主に男子)のアナザーストーリーを作って、設定制作の和場ちゃんも一緒にウヒョヒョと盛り上がったりしていました。

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作業中、石井さんは「どんどん絵が変わってきちゃうんですよ」と言っていましたが、その変化がまたグッとくるというか……良いんです、とても。作中でキャラクター達が成長していくのが、石井さんの絵の変化と重なって、まさに生きているキャラクターになったと思います。現在、石井さんはさまざまな版権絵の作業中なのですが、絵があがってくるたびに東地さんと橘内君と「石井さんに神が降臨している」と興奮しています。

大阪では、いつも試写会を一緒にまわっている堀川さんが、インフルエンザにかかってしまいました……待っていてくださった皆さま、本当に申し訳ありませんでした。堀川さんはいつも頑張りすぎてしまうので、見えないところで限界がきていたのかもしれません。これを機会に、少し休んでもらいたいのですが……。

名古屋、静岡ではコア・ディレクターの平松さんと一緒でした。
平松さんはこの作品にとって、寅さんのような人でした。風のようにやってきて、風のように去っていく……なのにきっかり、しかも高クオリティで作業物が上がっている!そしてラストの追いこみでは、凄まじい熱量で作品を底上げしまくっていただき、その妥協のない姿勢に圧倒されました。

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平松さんが担当してくださったパートは、作中でも大きな転換の場。マキアとエリアルの関係値が、ぐぐっと動く場所になります。平松さんのコンテやレイアウトは、人の動線や視線誘導まで神経が行き届いていて。繊細なのにダイナミックさがあり、心が揺れまくります。ぜひ注目していただきたいです。

関わってくださったスタッフのこと、もっともっと書きたい!
……のですが、本編の内容に踏みこんでしまう部分があるので、『さよならの朝に約束の花をかざろう』が公開されたらゴンゴン書いていきますね。ゴンゴン。