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■7月17日(土)~23日(金)『ゾッキ』『裏ゾッキ』
■7月24日(土)~30(金)大橋裕之・竹中直人・山田孝之・齊藤工特集を開催!

7月17日(土)〜7月30日(金)名古屋・シネマスコーレで『ゾッキ』特集上映が行われます!齊藤工監督撮影の『ゾッキ 活動寫眞館』写真展も同時開催!

🎦『音楽』(大橋裕之 原作、竹中直人 声の出演)/『劇場版シネマ狂想曲』(竹中直人 ナレーション)

7月24日(土)、26日(月)、28日(水)、30日(金)の13:55〜

🎦『デイアンドナイト』(山田孝之・伊藤主税 プロデュース)

7月25日(日)、27日(火)、29日(木)の13:55〜

🎦『齊藤工作品集』Aプログラム・Bプログラム

7月24日(土)〜30日(金) 16:20〜

【 Aプログラム】
初期監督作品『半no世界』(2012)/『バランサー』(2014)/安藤裕子のMVから生まれた門脇麦、宮沢氷魚W主演『ATEOTD』(2020)/片岡礼子原案を企画・プロデュースしたアニメ作品『オイラはビル群』(2021)
【 Bプログラム】

『COMPLY+-ANCE』/続編でもあるTTF#4『C●RONAPLY+-ANCE』

<劇場:名古屋シネマスコーレ>

〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町8−12 アートビル 1F
JR名古屋駅、太閤口通口より西へ徒歩2分。 ミニストップ南側アートビル1F
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/

7月10日(土)〜23日(金)『ゾッキ』特集上映

「見たことがあるようで見たことがない!とんでもない世界が底にある!底!底!底ツボ!あなたはこの映画のそこに触れる! 」の開催が決定!(企画タイトル:竹中直人監督)

映画『ゾッキ』を2週間上映。併映は『裏ゾッキ』『音楽』、3監督DAYと何かが起こる予感!

『ゾッキ』特集上映

「見たことがあるようで見たことがない!とんでもない世界が底にある!底!底!底ツボ!あなたはこの映画のそこに触れる! 」

■プログラム

期間:7月10日(土)〜23日(金)毎日『ゾッキ』を上映

併映作品

『裏ゾッキ』7月10日(土)〜13日(火)、20日(火)〜23日(金)

『音楽』7月14日(水)〜16日(金)

・7月17日(土)山田孝之監督DAY (『デイアンドナイト』)

・7月18日(日):齊藤工監督DAY (『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』)

※齊藤工監督撮影の写真集「モノクロゾッキ」(ゾッキ×フィガロジャポン 活動寫眞館×Mini Theater Park)  7月18日、100部限定販売/1500円/収益は全て劇場へ寄付されます

・7月19日(月):竹中直人監督DAY(『無能の人』)

■イベント情報

7月10日(土)・11日(日) 12:50回『裏ゾッキ』上映終了後登壇予定:竹中直人監督(ゾッキ)

7月12日(月)17:55回『裏ゾッキ』上映終了後 登壇予定:篠原利恵監督(裏ゾッキ)、夏目知幸さん(元シャムキャッツ)

7月14日(水)17:45回『ゾッキ』上映終了後 登壇予定:竹中直人監督(ゾッキ)、岩井澤健治監督(音楽)、原作・大橋裕之先生(ゾッキ/音楽)

7月15日(木)17:45回『ゾッキ』上映終了後 登壇予定:山田孝之監督・プロデューサー(ゾッキ)・伊藤主税プロデューサー(ゾッキ)、原作・大橋裕之先生(ゾッキ/音楽)

7月17日(土)15:25回『デイアンドナイト』上映終了後 登壇予定:伊藤主税プロデューサー(ゾッキ/デイアンドナイト)、脚本・小寺和久さん(デイアンドナイト)

7月18日(日)16:30回(入れ替え制へ変更に伴って、時間が変更となりました)

『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』(狐火さん生歌あり) 上映終了後:齊藤工監督(ゾッキ/COMPLY+-ANCE コンプライアンス)、主題歌・狐火さん(COMPLY+-ANCE コンプライアンス)

※齊藤工監督撮影の写真集「モノクロゾッキ」(ゾッキ×フィガロジャポン 活動寫眞館×Mini Theater Park)  7月18日、100部限定販売/1500円/収益は全て劇場へ寄付されます

7月19日(月)17:40回『無能の人』上映終了後 登壇予定:竹中直人監督、脚本・倉持裕先生(ゾッキ)

■グッズ販売

○各作品パンフレット、大橋裕之さんの原作漫画本、関連書籍

○齊藤工監督撮影の写真集「モノクロゾッキ」(ゾッキ×フィガロジャポン 活動寫眞館×Mini Theater Park)  7月18日、100部限定販売/1500円/収益は全て劇場へ寄付されます

○竹中直人監督監修「ZOKKI × UNDERCOVER」コラボTシャツ(3型/黒白2色/7700円 税込)

受注販売 (劇場では受注のみ、商品お届けは9月中旬となります)

■展示

竹中直人監督《iPhone写真展》《過去長編映画ポスター展》《ゾッキ直筆絵コンテ》《マネキン》

齊藤工監督《「ゾッキ」活動写真館》《ゾッキ リメイク衣装》

Tシャツ展(ゾッキ・音楽・ミニシアターパーク・竹中直人イベントT・目黒シネマ)

蒲郡PRコーナー ほか

 

■劇場:目黒シネマ

〒141-0021 品川区上大崎2-24-15目黒西口ビルB1

JR山手線「目黒駅」下車。西口を出て右、徒歩3分。
東急目黒線、都営三田線、東京メトロ南北線「目黒駅」下車、徒歩5分。

劇場ホームページ http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html

<上映料金について>

目黒シネマは、1枚の入場券で映画を2本ご覧いただける「2本立て」上映です。

9月25日に『ゾッキ』のDVD発売が決定!!

DVDレンタルは10月6日開始となります!
セルDVDの音声&映像特典として、監督&スタッフ陣によるオーディオ・コメンタリーや各種イベント集などを収録予定です。

【DVD】
本編113分+映像特典/片面・2層/MPEG-2
音声 ①日本語(5.1chサラウンド)②オーディオ・コメンタリーA(ドルビーデジタル 2.0chステレオ)③オーディオ・コメンタリーB(ドルビーデジタル 2.0chステレオ)
画面サイズ 16:9LBビスタサイズ

音声&映像特典 オーディオ・コメンタリーA(竹中直人監督/齊藤工監督/山田孝之監督)※予定/オーディオ・コメンタリーB(スタッフ陣)※予定/イベント集(東京国際映画祭舞台挨拶、公開前記念舞台挨拶、愛知県横断舞台挨拶、公開記念舞台挨拶、ゾッキの日舞台挨拶)/予告編集/プロダクションノート(静止画)/キャスト&スタッフ プロフィール(静止画)

 


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この度、映画『ゾッキ』の製作の舞台裏を描いた、篠原利恵監督のドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』公開日が5月14日(金)に決定!

5月20日(木)に閉館するミニシアター「アップリンク渋谷」の最後の新作興行作品となることが決まりました。
“交互上映のルーツ”であるアップリンク渋谷から『ゾッキ』との交互上映をスタート。ミニシアター中心に展開し、50館拡大を目指します。

■竹中直人・山田孝之・齊藤工が共同監督を務めた映画『ゾッキ』は、ありふれた日常をシュールに、いじめられっ子やはみ出し者、完璧でない人間の姿をくだらなくも愛おしく描いたヒューマンコメディ。

「孤高の天才」と称される漫画家・大橋裕之の初期傑作短編集「ゾッキA」「ゾッキB」から『父』『Winter Love』『伴くん』など個性的なエピソードを織り交ぜ、劇作家の倉持裕により一本の脚本が紡ぎ出された。人間らしく癖あるキャラクターたちを吉岡里帆、鈴木福、松田龍平をはじめとする豪華出演陣が生き生きと演じる。「ゾッキ」とは“寄せ集め”を意味するが、関係無いような人間それぞれが胸に秘める「秘密や嘘」が繋がっていき、”寄せ集まっていく”感覚には多幸感が溢れる。

音楽はCharaが主題歌「私を離さないで」を息子のHIMIと歌うほか、音楽監督を務め、ドミコ、ドレスコーズ、Salyu、仲井戸“CHABO”麗市、quu、AAAMYYY Feat.ermhoi, Julia Shortreed、韻シストBAND、Leyona×BASI、MELRAWといった錚々たるアーティストが集結。優しさと柔らかさの中に得体の知れない刺激を与える、『ゾッキ』の独特な空気感が生まれた。


■篠原利恵監督による『ゾッキ』製作の舞台裏を描いた
ドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』は、2020年1月の撮影準備から2021年4月の全国公開、撮影地・愛知県蒲郡市の凱旋上映までの500日間を追いかけた。

『ゾッキ』の出演者である松井玲奈がナレーション、竹原ピストルが主題歌を務めている。
当初は、竹中直人、山田孝之、齊藤工監督の、映画人たちのものづくりの裏側を深堀りしながら、映画が来たことで大騒ぎになる町と、奮闘する市民の姿を追いかけ、両者の絡み合いを描くドタバタコメディ!となるはずだった。だが、新型コロナウイルスの感染拡大により、それだけでは終わらなかった。コロナ禍の緊急事態宣言下における人々の困惑と葛藤。映画に町の未来を託した、市民たちの私生活は窮地に追い込まれる。混乱の中突きつけられたのは、「いま、映画は必要なのか?」という問い。私たちは、当たり前にあった映画の存在を改めて考えさせられることになった。

『裏ゾッキ』は奇しくも、5月20日(木)に26年の歴史に幕を閉じるミニシアター「アップリンク渋谷」の最後の新作興行作品となることが決まった。アップリンク渋谷は東京のインディペンデントカルチャーの中心地であったが、新型コロナウイルス打撃を受け設備投資のタイミングで存続が困難になったと発表している。

伊藤主税・山田孝之プロデューサーは201910月、映画本編の魅力と、裏側にある映画人の情熱を一緒に届けようと、アップリンク渋谷で『デイアンドナイト』(藤井道人監督)と、その舞台裏を捉えた『TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY No Pain, No Gain(牧有太監督)の交互上映イベントを行なっていたが、『裏ゾッキ』の企画はこのイベント内で生まれている。

 

【伊藤主税プロデューサー コメント】

 

僕らだけでなく、映画人にいつも寄り添い続けてくれたアップリンク渋谷が閉館すると伺い、多くのクリエイティブに関わる方々が心を痛めた事と思います。今後の我々の映像文化の発信に大きな影響がある事は間違いないです。しかし、僕らは映像文化の発信を止めてはいけない。

何故なら”映画は必要だと思うから”。

映画「裏ゾッキ」は”いま、映画は必要なのか”をテーマに映画「ゾッキ」の制作過程の裏側、500日を篠原利恵監督が愛情持って切り取ったドキュメンタリー映画です。映画「裏ゾッキ」と「ゾッキ」の交互上映で、映画が出来る経過と結果を同時に届けさせて頂き、”映画や映画制作がもたらすもの”を受け取って頂ければ幸いです。

アップリンク渋谷を皮切りに、ミニシアター中心に全国50館拡大を目標に交互上映をスタートさせて頂きます。作品を通じて物作りや作品に対する想い、もはや意地みたいなものを伝えさせて頂きます。アップリンク渋谷と過ごした時間を次に繋げていく為に。

この度、延期となっていた映画『ゾッキ』と蒲郡市とのコラボレーションイベント“ゾッキの日”が4月18日(日)に開催されました!出演者の柳ゆり菜さん、川上奈々美さんほか、竹中直人監督、山田孝之監督、大橋裕之氏(原作)が駆けつけ、市内各地で開催された舞台挨拶やトークイベントに登場。撮影にご協力いただいた蒲郡市民の皆さんへ感謝の気持ちをお伝えしています。さらに、本作誕生のきっかけを生み出した俳優の前野朋哉さんもスペシャルゲストとして登場!蒲郡での凱旋舞台挨拶をお祝いしました。


トークショー@ボートレース蒲郡
場所:ボートレース蒲郡 時間:11:00~12:00 トークショー
登壇者:柳ゆり菜さん、川上奈々美さん、竹中直人監督、山田孝之監督、大橋裕之氏(原作)/前野朋哉さん

去年の2月、まさに蒲郡の地で撮影を実施していた本作。映画の公開とゾッキの日の開催延期を経て、ついに蒲郡へと戻ってきた喜びを「こうやって帰ってこれるとは思わなかったです。ドキドキして昨日は眠れなかった。延期は残念だったけど、その分いま興奮しています。」と明かす竹中監督。山田監督は「嬉しいですね。本当に蒲郡の映画になったと感じています。」とロケ地への想いをコメント。蒲郡市出身で、会場となったボートレース蒲郡で働いていたこともあるという大橋さんは「怒られそうだけど…当時は待機が多かったので、その頃から合間に自費出版の書籍を書き進めていました。新しくなっていてびっくりです。」と当時の思い出を振り返っていた。

映画が全国で公開されて約2週間、SNS上では「みょうな面白さで何度も観たくなる」「見終わったあとの謎の安心感、満足感がある」など、ゾッキらしい投稿が多く見られる本作。劇中、竹中監督演出パートでビデオボーイズの女優役を演じた川上さんは、「うまく説明できないけど…ほっこりした気持ちが残る映画です。何回も観て欲しい!私もちょうどこの間、劇場で映画を観たんですが、山田監督演出パートのお話がすごく好きになりました。細かい部分にも気づいた事がたくさんあったんですが…忘れちゃって。(笑)」とお茶目なトークが繰り広げられると、山田監督は「最後、國村さんが腹を切るのが見どころです。」とすかさず山田節全開。竹中監督も「それを言ったらまずいじゃない。」とノリノリで盛り上がりをみせ、場内には大きな笑いが。「そんなに怖い映画じゃないです(笑)。」としっかり訂正しつつも、映画の出来栄えに自身を覗かせる川上さん。山田監督演出パートで若い女役を演じた柳さんは、「未知との遭遇というか…。日常の中で思い出してクスッとなれる作品です。」と映画をアピールしつつ「山田監督から、原作のコマを写真で送ってもらっていて、この役やってくれ!と。連絡をもらいました。実は現場での会話シーンはアドリブで…」とまさかの撮影秘話を暴露。山田監督は「原作を読んでピンときてオファーさせて頂きました。原作では関西弁ではないんですけど、逆にこの関西弁が藤村に引っかかるんじゃないかな…と想像できたんです。」とキャスティング理由を明かしていた。

さらに、ここで映画『ゾッキ』誕生のきっかけとなった重要人物、俳優で映画監督の前野朋哉さんが登場!竹中監督が、たまたま、舞台で共演されていた前野さんの楽屋に置かれた原作を読んだことで、本作の映画化企画がスタートしたということで、「大橋さんのファンで休憩中に原作を読んでいたんです。普段は読み終わったら持って帰るんですけど、その時はたまたま楽屋に置いていて…お貸しした翌日には映画化したい、とお話されていたので、すごいバイタリティだなと思ったのを覚えています。」と当時の思い出を振り返る前野さん。実写化された映画を観て、「原作の魅力がきちんと表現されていて、それを俳優さんたちの表情の中で観れるなんてたまらないですね。」と映画の魅力を熱弁。原作ファンとして太鼓判を押していた。

最後に、蒲郡市長の鈴木寿明氏が登場。すかさず“おかえりなさい”という言葉で歓迎された登壇者たち。鈴木市長は「原作の大橋さん、原作を読まれていた前野さん、そして竹中監督へ…人から人へと繋がってこの日を迎えられたと思っています。感謝の想いでいっぱいです。ぜひ、映画を観た人も、その想いをつないでいって欲しいと思います。エネルギーが込められた映画『ゾッキ』をぜひよろしくお願いします。」とこの日を迎えられた喜びと感謝の想いを吐露。最後に、竹中監督は「2018年5月。前野くんが楽屋に原作を置いていなかったらこの時間は存在しませんでした。そんな前野くんがここに駆けつけてくれて本当に感動しています。ぜひ、次へ、次へと繋げていけたらいいなと思いますし、“続ゾッキ”の夢を叶えたいと思っています。よろしくお願いします。」とイベントを締めくくり、登壇者らは次の会場へと向けてボートレース蒲郡を後にしました。

イベント終盤には、「ゾッキ」の原点であり、大橋裕之氏のルーツである蒲郡市に関連したクイズ大会も実施!“ガマゴリクイズ”として、蒲郡ならではのユニークなクイズ問題に悪戦苦闘する登壇者らの様子も。出題者として蒲郡市を代表するゆるキャラ、ガマゴリラさんが登場したりと、終始和やかな雰囲気で大盛りあがりのトークショーとなりました。


舞台挨拶@蒲郡市民会館 大ホール
場所:蒲郡市民会館 大ホール  時間:17:00~17:30 舞台挨拶
登壇者:柳ゆり菜さん、川上奈々美さん、竹中直人監督、山田孝之監督、大橋裕之氏(原作)/前野朋哉さん

ボートレース蒲郡のトークショーを後にし、市民会館で2回の舞台挨拶を実施してきた登壇者たち。いよいよゾッキの日も終わりが近づいてきたということで、柳さんは「雨がふったり止んだり…天気も慌ただしいし、スケジュールも慌ただしかったんですが(笑)。楽しくてあっという間でした!」と冗談交じりにコメント。川上さんも「今日1日、蒲郡の方たちと触れ合ってきて、この方々からゾッキが生まれたんだなと実感しました。素敵な人たちばかりなので、また新しいストーリーが生まれそうですよね。」とゾッキ誕生の地となった蒲郡の人々との交流を楽しんだ様子。竹中監督も「やっと戻ってこれました。」と、延期を経てのゾッキの日開催に感慨深い様子を見せながら、山田監督は、「映画の撮影ってご迷惑かけることもあるんですが…帰ってきたときに本当に暖かく迎えてくださって…すごく嬉しかったです。」と明かしつつ、自分の発言に「真面目だな…」とツッコミも。場内の笑いを誘いながら「ありがとうございます。」と改めて感謝の想いを伝えていた。

前野さんは「こういう環境で映画を観れるって素晴らしいですよね。普段、映画って観る人が絞られてしまうので…こうやっていろんな年齢の方にお越しいただいて、映画を観る環境が作れるのは本当に素敵だと思います。」と官民一体となって撮影から映画の上映にまで、力を入れた蒲郡市の取り組みを絶賛した。

現在、蒲郡市内の57の店舗がゾッキ公開を記念し考案したゾッキカラーである緑・オレンジ色を使ったオリジナルメニュー「ゾッキグルメ」を各店舗で販売しており、特別に配達された「ゾッキグルメ」をランチに食べたという登壇者たち。「見た目も最高。色々食べさせていただいたんですけど、全部美味しかった!」と興奮気味に食レポする柳さん。「伴くんのあのパンツが添えられてるのも…」と前野さんが驚きのメニューについて触れると場内にも大きな笑いが。竹中監督も「衝撃的だったよね。」とグルメトークに花を咲かせる一幕も。

終盤では、スクリーン上に写し出された映画の場面写真を見ながら、竹中監督や山田監督が、それぞれの演出シーンについて撮影秘話を披露するなど、盛り上がりを見せていた。最後に、山田監督は「映画『ゾッキ』はほぼ蒲郡での撮影でした。想像する余白がたくさんある漫画になっているので、ぜひ原作を読んで欲しいです。まだまだあるエピソードを映画化したいとも思っています。また蒲郡で撮影したいですね。」と原作と蒲郡愛を熱く語り、舞台挨拶を締めくくりました。


トークショー@ラグナシア
場所:ラグナシア  時間:19:00~19:40 舞台挨拶
登壇者:柳ゆり菜さん、川上奈々美さん、竹中直人監督、山田孝之監督、大橋裕之氏(原作)/前野朋哉さん

蒲郡市内を凱旋し、4回に及ぶトークイベントを行ってきた“ゾッキの日”。いよいよ、その締めくくりとなるラグナシアでのトークショーがスタートすると、柳さんは「こうして映画が広がっていくんだな、というのを実感しました。楽しい一日だったので、寂しいです。またみなさんに会えるといいなと思っています!」と名残惜しそうにコメント。竹中監督も「とても寂しいですね。去年の1月からロケハンして、2月に撮影をしました。もう、蒲郡が身体の一部みたい。ここに向かう途中も、ロケで使った場所を通って…。ここで撮影した?!って切なくなっちゃいました。」と当時を振り返ると、山田監督も「1年経った気がしないですね。やっと帰ってこれてよかったなと思います。ゾッキグルメもお昼に食べさせていただいて、また自分で回りながら、ゆっくりしたいなと思いました。」と改めて、蒲郡への愛を告白。川上さんはグルメに関して、「海の幸が最高!」と山田監督に続きながら、「裏ゾッキの動画も見せていただいたりして…文化祭みたいだなと思っていました。みんなが青春していますよね。だから今日は、文化祭の打ち上げみたいですごい楽しい!」と興奮気味にコメント。大橋さんも、「漫画だけで終わっていたかもしれないものを映画にしていただき、街の人も楽しんでくれていると実感しました。嬉しいですね。」と明かすと、映画化きっかけの人物でもある前野さんは「いろんな世代の人が映画を楽しんでいて、ゾッキが愛されているのを感じました。本当に素敵な街ですね。」と初めての蒲郡の街を堪能していた様子。

“ゾッキの日”ラストスパートということで、映画と蒲郡のもうひとつの顔といえる、大橋さんのイラストに敬意を表し、現在YouTubeで公開され、好評を博しているお絵かきバトルin蒲郡に挑戦!登壇者1人につき1人のお客様がランダムに選ばれ、大橋イラスト風に描く似顔絵バトルがスタート!チャレンジ中、真剣な様子で黙々と似顔絵を書き進める登壇者たち。質問が投げかけられても中々答えてくれない状況に司会者もタジタジで、場内には大きな笑いが。いざ、完成した似顔絵を披露すると…原作者の大橋さんは全員のイラストを眺めつつ、「Tシャツにしたいのは…」と独自の視点で優勝者を選定。見事、山田監督の似顔絵が選ばれる結果に。

和気あいあいと和やかな雰囲気で進んでいくトークショーの中、最後には、豪華な花火の打ち上げも!山田監督は「花火ってキレイですね。すごく優しい気持ちになりました。」と美しい光景に癒やされた様子。最後に「細く、長く、ゾッキの不思議な世界を共有できるように、もっともっと頑張っていきたいと思っています。」と映画をアピールした山田監督に続き、竹中監督も「小学生の頃から映画の世界に憧れて、夢にみていました。山田監督、齊藤監督、スタッフ、キャストのおかげで夢が叶えられたと思っていますし、蒲郡でできた事に深く感謝しています。大変な時代ですが、“続ゾッキ”へと繋げていけるよう、生き抜いていけたらと。本当にありがとうございました。」と改めて感謝の気持ちを口にして、大盛りあがりの内に“ゾッキの日”は幕を閉じました。


もともとの予定では、3月20日(土)に実施が予定されていたゾッキの日。映画の公開を経て、満を持して開催された蒲郡市内での凱旋イベントに街全体は大盛りあがり!非劇場での映画上映や舞台挨拶のほか、美術展、衣装展、グッズ販売、グルメ屋台の出店など、各所で映画『ゾッキ』に関する催しが行われ、ゾッキ一色の大フィーバーとなりました!映画の撮影から公開まで、官民一体となって実現したこの新しい取り組みに、今後も期待が寄せられています。

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